PA013838.jpg
2009年10月初頭。北海道に再び舞い戻ってきた。夏の雨降り釣行リベンジのためである。つくづく、懲りない男である。

さてまず到着して向かった先は、札幌にあるバジルバジルさん。蝦夷旧車会のあべさんがオーナーをしているビアバー。
とても雰囲気が素敵なバーで、明日の釣行に逸る気持ちを美味しいビールで流し込んだ。

PA023839.jpg


PA023842.jpg


PA023844.jpg
右端がオーナーのあべさん。と店員さん。やっと会うことが出来てうれしかった。
とてもやさしくて、良い人オーラが出まくっているあべさん。若い店員さんたちも、カウンターで一人飲んでいる自分に常に話しかけてくれて、良いお店だよなぁ、と楽しく飲めた。
ボクが来店する日を間違えていたようで、あべさん飛んできてもらっちゃった。申し訳ございません。


PA023845.jpg
そんなパワフルなオーナー様の1951FL、ワインメタ。大事に乗られている感じが出ていて、良い車両だった。いつか一緒に走りましょう。

PA023848.jpg
こういうの、大好きです。センスがキラリと光っていると思う。
そんな蝦夷旧です。


PA023843.jpg
ココのビール、なぜか本当に美味しいから!絶対飲んでみて。(サッポロクラシックが3倍美味しいぞ)



SANY0017.jpg
7月は釣りたかったアメマスの川が長雨による氾濫で全くダメであった。
今回こそは、大好きなアメマスを釣りたい。北海道の釣りと言えば、ボクは絶対アメなのだ。

さらに本州は9月末日を以て渓流釣りは禁漁となるため、今回は念願の紅葉の中を釣り歩く秋のフライフィッシング。


・・・しかしながら。なぜか・・・なぜかまた低気圧が北海道に急接近。上陸と同時にまたしても雨だった。



アメ、アメ言ってたからだなきっと。




SANY0015.jpg
めげずに、というかクリアな川が茶色になってしまう前にもう、フライを投げてしまおう。
道央付近の小河川にて。


SANY0009.jpg
さっそくバーン!と出た!泣き尺レインボー、ゲットン!
走ります、飛びます、楽しいです。北海道のワイルド・レインボー。
12番・エルクヘア・カディス。


SANY0005.jpg
向こうの際ギリに流れる、バブル・ラインに、12番のカディスをひと流し。


SANY0004.jpg
イワナがパクリとやりました。やった。


SANY0010.jpg
レインボーが瀬からガンガン追って食ってくる。異常に楽しい。



SANY0014.jpg
もう雨が強くなってきたので、この先までで今日は終わり。まだ3時間しか、ロッドを振っていない。
ドライフライに固執しすぎたか。

SANY0032.jpg
で、出た出た!!ついにアメマス、ゲットン!!余裕の尺オーバー。
やぁ、やっぱりかっこいいぞこの魚〜。


SANY0022.jpg
明くる朝は青空が少々顔を覗かせたなかなかのコンディションになった。今日はアメマス本命の川へ。


SANY0027.jpg
少し色づき始めた深い森と、それに抱かれたジンクリアな渓流。
ゆったりだが深く、力強い流れに、8番のドデカいCDCカディス、通称『CDC・蛾です。』(笑)をシュート。


n238.jpg
ちなみに相当デカいですコレ。


SANY0028.jpg
がぽっ・・・!と食ったアメマス。グイイーン、と5番のフェンウィックのイエローグラスが見事に絞り込まれた。

PA041547.JPG
グレイト。


SANY0025.jpg


SANY0033.jpg
12番や14番といった、普段使用する小さなドライフライだと尺以下のイワナやヤマメがバカスカ釣れてしまうという、なんともバチあたりな凄い川なのだ。写真も撮れないほどヤマメが釣れた。
北海道の釣り人たちは、ヤマメが降海して立派なサクラマスに変身したのを海で釣るのが本命のようだ。


SANY0030.jpg
やはり小さい「カディス」ではなく「蛾です。」のほうに炸裂したのは、秋の荒食いモード中の大きなアメマス。これが今回のターゲットである。



SANY0034.jpg
悠然と流れる、魚が居付きそうな淵が連続する。でも1キャストして出なかったら次のポイントまで飛ばす。贅沢な釣りである。


SANY0040.jpg
必殺のイワイ・イワナに次々と水面を割るレインボー。


SANY0041.jpg
こんなレインボーが出たり、ヤマメやイワナが出たりする。秋って、最高だな。


SANY0043.jpg
本命のアメマスは、そのどれもが良いサイズ。さらに「蛾です」に水中から飛び出してくるのだから永遠に鱒を釣っていられたらどんなに幸せだろう、と思いを馳せながらフライを振った。
そしたら、アワセが遅れた。


PA021497.JPG
秋に染まる虹、ゲットン。



SANY0068.jpg
流芯の横に必ず魚が付いていると、今回もK師匠がアドバイスしてくれた。ヒグマのエキスパートでもあるので、この時期は本当に一緒に行動していないと危ないのだ。


SANY0045.jpg
尺アメがまたも水面を割った。


鈍色の雲空の下で、光と影の境目に大きな蛾フライを飛ばした。


PA041537.JPG



水中でギラリと銀色のナイフが閃いた。




PA031504.JPG
一瞬の閃光。


SANY0052.jpg
クライマックス。この奥に「蛾です」を飛ばしたら、どう見ても50cm以上はあったバカでかいレインボーがロケットのように飛び出してきた。一気にヒートアップ。
1キャストで、全てが決まる。もう一度、あの奥にピンで入れなければいけない。






投げた。   








失敗した(爆)。







SANY0060.jpg
それでも、そのスグ下でこれまた大きなアメマスが食ってきた!



SANY0057.jpg
イッキに下流に走られた。


SANY0054.jpg
35cm超え、ぐらいのカッコエエ雨鱒を釣って、フィニッシュ。



ああ、でもあのレインボー凄かったな。鮮やかな婚姻色が、大きな体躯に映えていた。
来年は釣れるだろうか。




SANY0066.jpg
帰り道。
なんとヒグマが・・・後ろをくっ付いてきてた。顔が青くなった。



PA041514.JPG
途中でヤブに入り込んだらしい。まだ超接近している中を戻ることになった。
2m以上・・・か。



SANY0038.jpg
北海道釣行、酔って、燃えて、興奮して、感動して、最後にビビって、終了。

来年は、50オーバーを必ず狙う。もっとでかいフライを巻こう。